5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

モスクの拡声器音を批判した仏人を強制送還

(c) Kompas

西ロンボク島マタラム入国管理局は4月1日、モスク内で騒ぎを起こしたフランス人の男(51)を強制送還した。

騒動を目撃した住民によると、男は3月26日午後1時頃、突然モスクに土足で侵入し「拡声器の音がうるさい、管理者を呼べ」と大声で騒いだ。注意を受けても一向に態度を改めることはなく、男の様子を撮影しSNSで事の様子を投稿する住民もいた。その後、駆け付けた他の住民らに説得されるも男は真夜中まで苦情を続けていた。最終的には滞在先へ戻ったが、後日、入国管理局により拘束された。当局は「男に前科はないが、規則や公序良俗に反する外国人には毅然とした態度で対処する」とコメントした。

男は観光目的の到着ビザ(VoA)でバリ島を経由して西ロンボク島へ入り、25日間滞在していた。男の妻はインドネシア人でフランスに住んでおり、帯同していなかったという。