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断食をしていない人でも毎日通いたくなる!タクジルの屋台が勢揃い

(c) beritasatu.com

3月22日に始まったラマダン(断食月)。この時期ベンヒル市場はタクジル(断食明けの食べ物)商人の屋台でいっぱいになる。それを熟知している人々が市場を訪れるので、日没前後には市場は多くの買い物客で賑う。

ベンヒル市場のタクジルは少し特別。なぜか幸せな気持ちになれると、遠方から足を運ぶ人もいる。「ベンヒル市場のタクジルはジャカルタの伝統でもあるので、以前から興味がありタクジルを買いに来ました。初めて足を運びましたが、種類の多さと想像以上の混雑に驚きました」「いつもは家の近く、中央ジャカルタのメンテンでタクジルを買っているのですが、今日はベンヒル市場に来てみました。豆腐、バラバラ、揚げバナナなどの揚げ物は1000~2000Rp、冷たい飲み物は5000~1万Rp程度で販売されていて、値段の面ではメンテンもベンヒル市場も大差ないようです」などと客たちは話す。

なかには「私自身は断食をしていませんが、敬虔なイスラム教徒の友人たちが幸せで平和な断食月を過ごせるよう願いながら、タクジルを買って食べる部分だけ参加しました。アイスとフリッターを買いましたが、まだまだ食べたいものがたくさんあるので、仕事終わりにまた食べに来たいです」と話す人も。コロナ禍では静かだった市場に、活気と笑顔がすっかり戻った。