東ヌサトゥンガラ州フローレス島マンガライ県の伝統村トド村を、同島の人気観光村ラブアンバジョに代わる観光地として開発する方針が発表された。アンドレアス・ヒューゴ・パレイラ議員は「自然と文化が豊かな伝統村トド村に秘められた観光地としての高いポテンシャルを認識し、トド村で観光開発に向けた技術指導を進めている。ラブアンバジョ、ワエレボとのアクセスなど、改善すべき点は多い。今後は観光セクターの人材を増やす必要がある」と話した。
マンガライ県のヘリベルトゥス・ナビット知事は、観光がコミュニティの重要な収入源になっていることを強調した。トド村で行われた技術指導は、村民のなかから観光業に携わる人材を創出すること、ならびに村民の生活向上のために取り入れられる技術を伝えることを目的に、村民を対象に開催された。「たった一つの活動で多くのものを生み出すことはできないことは理解していますが、同時に一つの活動を通して改善できることがゼロではないことも知っています。村民の生活向上につながることを願います」と知事は語る。
サンディアガ・ウノ観光創造経済大臣も「観光村は経済発展の力となる。持続可能で独立した観光村のエコシステムを構築する観光村プログラムは、観光創造経済省が優先するプログラムである」と発言している。