バリ州のワヤン・コスター知事は、8月5日から12日にバリ島で開催予定のワールドビーチゲームズについて、イスラエルの参加を認めないと繰り返し述べていると明らかにした。
この発言は、青年スポーツ省が、同省大臣とコスター知事、インドネシアオリンピック委員会の委員長との会談後に「ワールドビーチゲームズを予定通り実施することでバリ州政府と合意に至った」と発表したことを受けたもの。
青年スポーツ省の発表では、コスター知事の発言として、州政府は大会を全面的に支援すると述べられていた。しかしコスター知事は、支援には条件があり、イスラエルチームの参加を拒否する姿勢は一貫していると述べ、青年スポーツ大臣の発言を否定した。
スポーツ関係者は、コスター知事がイスラエルの参加を認めなければ、サッカーのU-20ワールドカップと同様に大会が中止される可能性があるとの懸念を示している。