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コロナ緊急事態終了へ準備 保健省

(c) TheJakartaPost

世界保健機関(WHO)が5月5日に新型コロナウイルス感染症の「緊急事態」の解除を宣言したことを受け、保健省はインドネシアにおける公衆衛生上の緊急事態の終了に向け準備を進めている。

WHOは2020年1月30日に新型コロナに関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。インドネシアでは同年3月にジョコ・ウィドド大統領が新型コロナを公衆衛生上の緊急事態と宣言し、更にウイルスのまん延を防止するために社会的制限を課した。その後、2022年12月30日にジョコ・ウィドド大統領によって全国で活動制限(PPKM)が解除された。

同省のモハムマド報道官は「今、我々は新型コロナの国家レベルでの緊急事態の終了に向かっています。インドネシアの全ての医療・保健従事者に感謝の意を表します」とコメントした。また、ウイルスは身の回りに存在しているため、高齢者や合併症のある人は依然としてリスクは高く、ワクチン接種を続けなければならないと付け加えた。