インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

23年1QのGDP成長率5%超 予想上回る

(c) TheJakartaPost

中央統計局(BPS)は5月5日、2023年第1四半期(1〜3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比5.03%となり、コンセンサス予想をわずかに上回ったことを発表した。これにより、6四半期連続で5%以上を維持することとなった。

アイルランガ経済担当調整相は、今年度末までに5.3%の経済成長率目標を達成できると楽観的な見方を示し、激動する世界情勢の中でどこよりも早く回復したとコメントした。

GDP成長率5.03%のうち、個人消費が2.44%を占め、次いで純輸出が2.1%を占めた。BPSのデータでは、すべてのビジネスセクターで経済生産高が年間ベースで増加し、特に鉄道や航空輸送への支出が大幅に増加した運輸・倉庫業が前年同期比15.93%と最も高い伸びを示した。次いで、宿泊施設と食品・飲料が前年同期比11.55%増となった。