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豚インフルエンザの大流行を確認 リアウ諸島

(c) TheJakapost

フランスのパリに拠点を置く国際獣疫事務局(WOAH)は5月9日、シンガポール近郊のリアウ諸島の農場で豚インフルエンザの大流行が発生したと発表した。WOAHはインドネシア当局の話として、ブラン島にある農場で4月1日に28万5034頭の豚のうち3万5297頭が死亡したことを明らかにした。

豚インフルエンザ(ASF)は人体には影響が無いが豚にとっては致命的な病気で、中国では何年も前から問題となっている。中国での2018年から2019年にかけての第一波では数百万頭の豚が死亡し、世界市場を揺るがす食肉生産量の激減につながった。

インドネシアでの豚インフルエンザの発生源は不明なものの、人間、車両、飼料、ハエ、イノシシなどがウイルスを運んだ可能性がある。
シンガポール食品庁がインドネシアから輸入した豚からこの病気を検出したことを受けて調査が開始されていた。