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元国税局の息子の対応巡り警察への不信高まる

(c) Kompas

男子高校生(17)に暴行を加え、重傷を負わせたとして逮捕された元国税局の管理職の息子であるマリオ・ダンディ容疑者(20)が、記者からインタビューを受ける際、手錠替わりの結束バンドを自分でつける様子が動画で拡散され、国民の警察に対する不信感が高まっている。

被害者の父親は5月26日「この様子から拘置所でも自由に行動していると見当がつく」と、自身のSNSで心境を吐露した。動画のコメント欄には「これはインドネシアにおける法律の定義で、下流階級に厳しく、上流階級に甘い」や「ニコニコ笑って反省の色がない。可能な限り重い刑で裁かれるべきだ」などと多くの批判の声が寄せられた。

この批判を受け、ジャカルタ特別州警察のカルヨト警察本部長は「改善点として真摯に受け止め、国民に謝罪する」とコメントした。