住宅ローン事業を手掛けるインドネシアのスタートアップ企業Ringkasが事業拡大に動いている。
先に国内外の投資家から350万米ドルを調達した。今回の資金調達ラウンドは、インドネシアのイースト・ベンチャーズ、米国のクレストン・ベンチャー・キャピタルが共同で実施したもの。イースト・ベンチャーズのパートナー、アビナ・スギアルト氏は「力強い業績から、Ringkasの革新的なソリューションが多数のインドネシア人の住宅購入プロセスをより便利で効率的なものにしていると確信している」と語った。
Ringkasはデジタルテクノロジーを使い、より効率的で簡易な住宅ローンを提供している。同社は今回調達した資金をまだサービスを提供していないインドネシア国内の各地での事業展開に投入する見込みだ。
Ringkasは2023年通年で、同社プラットフォーム上での住宅ローン取引額を2億米ドルに引き上げる目標だという。