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デポックは、ユネスコ創造都市ネットワークの加盟都市に相応しい?

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観光・創造経済省は、デポックとスラカルタの2都市を2023年のユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)のインドネシア代表に任命した。ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)は経済的、社会的、文化的、環境的側面において、創造性を持続可能な開発の戦略的要素として認識している都市間の協力を強化することを狙いとして2004年に発足した。デポックはメディアアートの分野、スラカルタはクラフト&フォークアートの分野で選出された。

同省は選出の理由を「ユネスコが設定した19の評価指標の基準を最もよく満たしていると評価したため」と述べている。同都市が創造的で強力な経済エコシステムを有することは、スタートアップセンターやビジネスハブの数、コミュニティの生産性の高さからうかがえる。モハマド・イドリス市長も、市内に113のスタートアップ企業と、あらゆるコミュニティの能力・創造性を支援するための施設があることを強調している。また専門家らは、果物加工品の開発や観賞魚産業など、市内の各地区には各々優れた産業と製品があることも言及している。

しかしその一方で同市の代表選出に対する疑問の声も少なくない。観光関係者は「周辺都市と比較した場合、観光分野においてはまだ特出する点がない。改善を図る必要がある」と指摘する。