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パサールサンタの地下でみつけたインドネシアのプリンおじいさん

(c) Instagram: @beruangrakusofficial

華麗な手捌きでプリンを提供するマスターの動画がSNSで拡散され、世界的に有名になった東京・新橋の老舗喫茶店「ヘッケルン」をご存知の方は多いであろう。同店の名物マスターは80歳だが、ジャカルタにも75歳の名物マスターがカラメルプリンを販売するカフェがあるという。

そのカフェは、南ジャカルタのコーヒー市場こと、パサールサンタの地下にある。店名は「シニアコーヒーストール(Senior Coffee Stall)」。階段を降りたら、オーナーのソリヒンさんの笑顔とウエスタンハットを目印に店を探そう。ソリヒンさんのオリジナルレシピで作られた名物の自家製プリンは9500Rp。卵の味が濃いしっかりとした正統派プリンに、カラメルソースを惜しみなくたっぷりと後掛けしてくれる。日本のプリンとは食感も味わいも異なるが、手作り感が満載のプリンにはまた違った良さがある。

カラメルプリン以外にも、トースト、スープ、サンドイッチ、フライドポテトといった喫茶店のような素朴なメニューが揃っている。おすすめは3万500Rpという破格でありながらボリュームたっぷりのBLTサンドイッチ。ドリンクもエスプレッソ9500Rp、カフェラテ1万3500Rpと手頃な値段。パサールサンタにコーヒーを買いに行った際には立ち寄ってみて。