中部ジャワ州バニュマス県で7月25日、違法な採掘が行われていた金鉱山で水没事故があり、作業員8人が閉じ込められた。いずれも西ジャワ州ブカシ市出身の20~40代の男性作業員とみられている。
救助隊が5つのチームに分かれて穴を掘り、救出作業を進めると共に、坑道への漏水が疑われる箇所を閉鎖する。また作業員らがいると見られる場所へカメラを吊り下げ、捜索する予定だという。
現場は同県アジアバラン郡パンチュレンダン村にある鉱山で、鉱山エネルギー局から発掘許可を得ていないにも関わらず、2014年から操業を続けていたとみられる。また利益配分についても、地主が2割、投資家2割、作業員6割と関係者の間で合意があったことも明らかとなった。警察は地主らを容疑者に認定し、詳しい事情を聴いている。