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西カリマンタン森林火災で企業に支払命令

(c) TheJakartaPost

最高裁判所は7月3日、西カリマンタン州のパーム油会社に対し、伐採許可域内での森林火災の防止・消火を怠ったとして9200億ルピアの支払いを命じた。

環境林業省は2021年12月に、伐採許可域内の2560ヘクタールの土地を焼却したとしてアブラヤシのプランテーションを運営するラフィ・カマジャヤ・アバディを提訴し、西カリマンタンのシンタン地方裁判所およびポンティアナック高等裁判所で勝訴した。裁判所は同社に対し修復費用7310億ルピアを含む9200億ルピアの罰金の支払を命じたが、同社は最高裁判所に上告していた。

環境林業省のラシオ法執行局長は、この判決を称賛するとともに、今回の判決を速やかに執行するよう命じた。同省は森林火災などの責任があるとして22社を相手取って訴訟を起こし、13社が裁判所の判決を受けているものの、執行までに数年要しているのが実態である。