通信大手インドサット・オーレドゥ・ハチソンはこのほど、2023年上半期(1~6月)の純利益が1兆9000億ルピアとなったと明らかにした。売上高は前年同期から10%増えて24兆7000億ルピアに上った。
インドサットの好調な業績は、継続した売上高の拡大により10四半期連続で増益を確保したことを受けたものである。
上半期の売上高を部門別でみると、すべての部門が好業績を確保した。携帯電話部門の売上高は前年同期から8.4%増、マルチメディア・データコミュニケーション・インターネット(MIDI)部門の売上高は15.7%増、固定通信サービス部門の売上高は25.9%それぞれ伸びている。
また事業拡大の取り組みから、上半期のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は前年同期と比べて24%増えて11兆4000億ルピアに達した。