ブディ・カルヤ・スマディ運輸相は8月3日、ジャカルタと近郊都市を結ぶLRT（軽量高架鉄道）首都圏に関し、正式開業が予定していた8月18日から同月末にずれ込む見通しを明らかにした。
ガトット・スブロト～クニンガン駅間の曲線区間で、曲線部分の幅が狭く、スピードに支障が生じるという設計ミスがあることが判明したため。
これを受け、ジョコ・ウィドド（通称ジョコウィ）大統領はエリック国営企業相らとLRT首都圏を視察した。始発駅から終着駅（ハルジャムクティ駅～ドゥクアタス駅）までを試乗した。設計ミス以外にも修正すべき箇所があることが判明し、ジョコウィ大統領は「乗客の安全と安心を最優先すべき」と正式開業の延期を命令した。
