国家警察犯罪対策局は8月1日、西ジャワ州にあるイスラム寄宿舎の経営者でイスラム聖職者のパンジ・グミラン(77)氏を宗教冒涜と憎悪発言の疑いで逮捕した。
パンジ容疑者は今年6月、経営するイスラム寄宿舎において、女性に説教をさせたことや、女子生徒と男子生徒が同じ列で礼拝することを許可したこと、イスラム教の聖典「コーラン」は神の言葉ではないと発言したことなどが問題視されていた。
宗教冒涜と憎悪発言で有罪になった場合、10年以下の懲役を言い渡される可能性がある。このほかにも、金融取引分析報告センター(PPATK)の監査により、贈賄や寄宿舎の管理費横領の容疑がかかっており、警察はさらに詳しい捜査を続ける。