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砂糖価格高騰 加工食品が値上げの可能性

(c) TheJakartaPost

精製糖の国際価格の高騰により、シロップやソーダ、クッキーなどの加工食品の値上げが検討されている。

精製糖の国際価格は8月14日時点で1キロあたり0.53セントで、前年同期比で26%以上上昇している。タイやインドなどの砂糖輸出国において、エルニーニョ現象による干ばつが発生し、国際価格の高騰を招いている。

インドネシア食品・飲料業者連盟(Gapmmi)によると、この価格高騰を受け、年末から来年初旬にかけて国内の加工食品メーカーは製品の価格見直しを図るだろうと明らかにした。インドネシアの加工食品メーカーは輸入砂糖を使用している。大手企業は一般的に年間契約に基づき砂糖を輸入しており、年末までは当初設定された価格で購入できている。当面は供給に影響がないとみられるものの、今後、製品の値上げに踏み切る場合は消費者価格の平均引き上げ幅は3~4%になる可能性が高いという。