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独立記念日の恩赦 前国会議長と前大臣に減刑

(c) TheJakartaPost

8月17日の独立記念日に合わせ、政府は贈収賄罪で服役中のセトヤ・ノファント国民議会(DPR)前議長ならびにイマム・ナフラウィ前青少年スポーツ大臣の2人に対し減刑を与えた。また、政府は約2100人の受刑者に対する減刑を発表し、そのうち16人は直ちに釈放され自由の身となった。

ノファント氏はゴルカル党の前党首で、2018年に電子住民票導入事業に関わる汚職事件で有罪となり15年の禁錮刑を言い渡された。同事件では国家に2兆3000億ルピアの損失をもたらしたといわれている。一方、汚職裁判所は青少年スポーツ省によるインドネシア・スポーツ評議会 (KONI) への助成金をめぐる贈収賄事件に関与したとして、2020年にナフラウィ氏に禁固7年を言い渡した。

2人が収容されている西ジャワ州バンドンのスカミスキン刑務所の所長は、2人の受刑者は共に3カ月の減刑を受けたと述べている。