警察は8月30日、中国当局からの情報提供により、オンライン恋愛詐欺シンジケートを運営していた疑いで、中国国籍を持つ83人の男性と5人の女性を逮捕したと発表した。8月29日にリアウ諸島州バタム市内の工業団地で逮捕した。被害者は中国国内の中国人で、大半は公務員だという。
リアウ諸島州警察の広報担当者は、「被害者にインドネシア人が含まれているかを調査中で、いない場合には容疑者らは直ちに強制送還される。」と語っている。
容疑者らは、ビデオ通話で被害者を誘惑し、一連の様子を録画に収め、その後に被害者に金銭を要求し、支払いを拒否した場合には録画をSNSに投稿すると脅していたという。
中国国内での取り締まりが強化されたことから、このような詐欺を行うグループがインドネシアを含む東南アジア諸国に拠点を移して詐欺を続けているという。
