インドネシアの国家サイバー暗号庁(BSSN)はこのほど、インドネシアの公的部門と民間部門に対する潜在的なサイバー攻撃の件数は過去2年間で減少したと明らかにした。
ネットワークの悪用やセキュリティー攻撃の指標となる異常データトラフィックの発生件数に関しては、2022年は9億7600万件となり、2021年のピーク時の16億件から大幅に減少した。
BSSNによると、2023年1月から8月27日までに確認された異常データトラフィックの発生件数は約270万件にとどまっているという。
一方、この異常データトラフィックの75%以上については、サイバー攻撃によりターゲットの感染が実行された「侵害済み」のステータスとなっている。