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8年間行方不明の男児 家族と再会 

(c) TribunNews

中部ジャワ州スラゲン県のパサール(伝統市場)で、物乞いで生活をしていた男の子が、8年ぶりに家族と再会したことで話題になっている。男の子は、言語障害の症状があり、話すことができなかった。日中は放浪し、夜は店舗の軒下で寝る生活を繰り返していたという。市場で粥を売るサローさん夫妻がふびんに思い、世話をするようになった。両親について尋ねると、その手話から「亡くなった」と思ったという。

あるときパサールを訪れたユーチューバーが男の子について投稿したところ、女性から実の子だと連絡があり、共働きの両親の代わりに祖母と暮らしていた際に行方不明になったと説明した。警察によると、その後父親が家族証明書を提出し、故郷のジョグジャカルタ特別州クロン・プロゴ県へ男の子を連れて帰った。しかし、迎えが来た際は帰りたくないと号泣したという。パサールでの生活に慣れ、サローさん夫妻になついていたからではないかと話した。