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ベスト・ツーリズム・ビレッジに選ばれたプンリプラン村の現状と課題

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先月19日にウズベキスタン共和国のサマルカンドで開催された国連世界観光機関(UNWTO)第25回総会において、加盟国60か国以上・約260の地域の中から選出された「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)」が発表された。インドネシアからはバリ島のプンリプラン村が選ばれた。

プンリプラン村管理責任者のワヤン・スミアルサ氏は「村への来訪者数が増加する兆しは今のところまだ見られません。とはいえ、通常平日の来訪者数は1200〜1500人程度なのですが、ここ数日間は平日でも1500〜2000人を記録しており、訪問者数が非常に安定しています。来年には観光客が急増し始めるであろうと予測しています」と話す。

また同氏は「BTVの受賞、また世界中の観光村とのネットワークを構築し始めたことにより、今後海外からの観光客が増えると確信しています。我々も海外からの観光客の増加を望んでいますが、受け入れの準備が課題となります。世界最高の観光村として新たにブランド化したことで、訪問者数が日々増加し続ければ、マイナスの影響が生じる可能性があることも認識しています。将来的な訪問者数の急増による悪影響を防ぐための解決策を早急に模索するつもりです」と加えた。同村は2018年にも世界で最も清潔な村TOP3に選ばれている。