エネルギー・鉱山資源省は11月29日、同月中に予定していた炊飯器の無料配布を12月に延期すると発表した。同省は配布が遅れた理由について、対象となる家庭の事前検証に時間を要したためと述べた。
対象となるのは、電気料金の契約容量450~1,300ボルトアンペア(VA)の家庭で、24時間電気が供給される地域の約50万世帯とする。炊飯器無料配布事業には41の企業が提携し、炊飯器の有名メーカーからノーブランド製品まで登録されている。製品価格も24万9,500ルピアから200万ルピアと幅があるが、無料配布の理由について同省は、産業や輸送、家庭にいたるあらゆる分野でクリーンエネルギーの利用を推奨する政府の取り組みと説明している。