身代金目的で雇い主の子どもを誘拐　男女を逮捕

西ジャワ州バンドン警察は13日、身代金目的で雇い主の子ども（3）を誘拐したとして、家事労働者の女（21）と、交際相手の男を逮捕した。

警察によると、事件があったのは11月30日、女は雇い主の家から子どもを連れ出し、バスで交際相手の男の自宅へ向かった。その後、2人で子どもをバイクに乗せ、バンドン市内を連れまわしたという。女は、新しい携帯番号を用意し、雇い主に連絡。身代金5,000万ルピアを要求した。しかし、雇い主が払える額でないと申し出ると、最終的に350万ルピアまで値下げした。雇い主が指定された口座へ送金すると、12月1日午後1時ごろ、子どもは大通り近くの路地で解放され、泣いているところを保護された。

警察はその後の捜査で、女の自宅にいた2人を誘拐の疑いで逮捕した。動機については、金に困っていたと供述しているという。有罪が確定すれば、懲役3年～15年の禁固刑が科される可能性がある。

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