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北マルク州知事らを贈収賄容疑で逮捕

(c) benarnews.org

汚職撲滅委員会(KPK)は18日、北マルク州と南ジャカルタの2カ所で逮捕に向けた作戦を展開し、アブドゥル・ガニ・カスバ北マルク州知事(71)をはじめ、政府・民間職員ら15人を物品・サービス調達プロジェクトや人事採用に関する贈収賄容疑で現行犯逮捕した。KPKは、同州テルナテ市にあるアブドゥル知事の自宅を家宅捜索したが、この事件に関する詳細を明らかにしていない。今も詳しい捜査が続いており、逮捕者が増える可能性もあるという。

アブドゥル知事は2014年、福祉正義党(PKS)に擁立され同州知事選に出馬し、初当選。2019年にはインドネシア公正統一党(PKPI)の擁立のもと再選を果たしており、任期中の逮捕となった。インドネシアでは、この数年の間に、南スラウェシ州、ジャンビ州、バンテン州、パプア州の知事が贈収賄事件で有罪判決を受けている。