保健省は19日、オミクロン亜系統「JN.1」を、国内ではじめて確認したと明らかにした。同省の疫病予防管理総局のマキシ・レイン・ノンドヌウ総局長によると、これまでにジャカルタ特別州で3例、リアウ諸島州バタム島で1例を確認したという。いずれも死亡報告はない。
JN.1は、BA.2.86の子孫系統株で、世界保健機関(WHO)は「注目すべき変異株(VO1)」に指定している。マクシー氏はJN.1について、「感染性や免疫逃避能がこれまでのウイルスよりも高いことがわかっており、感染対策を徹底してほしい。」と呼びかけている。