クロワッサンとイタリアのお菓子「ボンボローニ」を組み合わせた「クロンボローニ」(日本では主に「シュプリームクロワッサン」と呼ばれる)が現在インドネシアで人気を博している。多くのグルメ系TikTokerがサクサクとした生地のクロンボローニを美味しそうに頬張る動画を投稿しているが、SNS上ではなんとすでにクロンボローニに対抗する新しいハイブリッドクロワッサンが台頭し始めている。
クロンボローニに次ぐ新ハイブリッドクロワッサンは、おにぎり型クロワッサン「クロニギリ」。 クロニギリは美食と美肌の国、韓国で以前人気となった商品で、韓国を訪れたグルメ系インフルエンサーらによってレビューされている。現在クロニギリはジャカルタ、プラザ・インドネシアのKintaro Sushiで販売されている。
フードブロガーのAnak Jajanさんは「インドネシアのクロニギリは提供前に再加熱されるため、韓国で食べたものと比べ、カリカリです。肉がたっぷり入っていて満足度も高いです」とレビューしている。クロニギリには牛トリュフ、明太サーモン、ツナマヨなどのおかず系と、緑茶やバニラのアイスクリームを添えた甘い系がある。クロニギリのジャカルタ進出を喜ぶ人がいる一方、クロワッサンのアイデンティティの危機を嘆く声も多い。