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パプア州のルカス・エネンベ前知事が死去

(c) AntaraNews

パプア州のルカス・エネンベ前知事が12月26日、ジャカルタ特別州内の病院で、腎臓病のため死去した。57歳だった。

ルカス前知事は、2023年1月、パプア州東部のインフラ開発プロジェクトに関わる収賄容疑で汚職撲滅委員会(KPK)に逮捕され、同年12月にジャカルタの高等裁判所から禁固10年の有罪判決、罰金10億ルピアと賠償金478億ルピアの支払いを課せられた。有罪となった第一審を不服とし、控訴を申し立てた最高裁で、より重い判決が言い渡された。ルカス前知事は、容疑者認定後、病気を理由にKPKの召喚に応じず、裁判では車いすに乗って出廷するなど、ここ数カ月間で病状は悪化し、有罪判決後も入院していた。