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1月消費者物価指数2.57 %上昇、インフレは低下傾向

(c) TheJakartaPost

中央統計庁(BPS)は2月1日、1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.57%で、前年同月の5.28%を下回ったと発表した。

主な上昇要因は米、たばこ、トマトで、エルニーニョ現象による干ばつや収穫の遅れが、米の生産に特に大きな影響を与えた。米の価格は昨年9月以降上昇している。また、米生産国の輸出制限が世界市場で価格上昇を引き起こした。

1月のヘッドラインインフレは前月比0.04%で、前年同月の前月比0.34%よりも低く、インフレは低下傾向が見られる。しかし、政府は社会扶助(Bansos)プログラムを拡充し、1~3月までに約1,880万世帯に月額20万ルピアの現金支援(BLT)を行い、1,125兆ルピアの予算を割り当てると発表した。昨年からの食品援助プログラムも今年6月まで延長し、21,353世帯に世帯当たり月10kgの米を提供する。