国営石油プルタミナの製油・石油化学子会社、キラン・プルタミナ・インターナショナル(KPI)は、2023年の原油・天然ガスの生産量が3億4,000万石油換算バレルに上ったと発表した。生産量は前年比で約6%増加した。
KPIのタウフィック・アディティヤワルマン取締役は、今年は東カリマンタン州バリクパパン製油所の拡張工事や、欧州排ガス規制「ユーロ5」適合の燃料へと品質向上を予定していることなどを説明。「クラック・スプレッド(原油と石油製品の価格差を取引するスプレッド取引)により高品質な製品を生産し、製油所の最適化を図る」と説明し、生産目標のさらなる引き上げを示した。