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行方不明の民間機を発見 パイロットを救出

(c) kompas

行方不明になっていた民間航空会社の小型飛行機が10日、北カリマンタン州ヌヌカン県の森林地帯で発見された。救助隊が操縦士の男性(29)を救出したものの、同乗していた飛行機械技師の男性(35)の死亡が確認された。亡くなった男性が乗っていたと思われる機体左側の損傷が激しく、死因は墜落の衝撃による外傷性ショックや出血性ショックと見られている。

同機は8日、タラカン空港(北カリマンタン)からクラヤン空港(同)へ約580キロのスンバコ(生活必需品)を搬送していた最中に音信が途絶えた。捜索隊が、発見現場付近から煙と飛行機の残骸を発見。後に、救出された操縦士が合図を送るために火を燃やしていたことが分かった。病院へ搬送された操縦士は、快方に向かっているという。

当局は、機体の不具合のほか、事故の詳しい原因や経緯を調べている。