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キリスト教徒への嫌がらせにジョグジャのスルタンが謝罪

ジャワ島中部のジョグジャカルタ特別州で、亡くなった家族の葬儀を行おうとしたキリスト教徒に対して、祈りを捧げることや、墓に木製の十字架を建てることをムスリムが妨げる事件があり、被害を受けた遺族に対して州政府が公式に謝罪を行った。
事件を起こしたムスリムらは、この墓地はムスリム専用の墓地だと主張し、墓に据えられた木製の十字架の一部を鋸で切り落としたとのこと。
10代目スルタンのハメンクブウォノ10世同州知事は「この事件が意図的なものでなかったとしても、私はこの土地の指導者として、迷惑を蒙った遺族の方々と、地域のキリスト教会関係者にお詫びする」と述べた。
また、今回の事件を起こした人々の行為が憲法や法律に違反するとの見解を示しつつも、必ずしも一般人が憲法や法律の中身をしっかり理解しているとは限らないと遺憾の意を表した。