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人身売買を阻止 被害者8人を保護 南ジャカルタ警察

南ジャカルタ警察は18日、同区のカリバタシティ・アパートメントの一室で家宅捜索を行い、人身売買の容疑で女(36)の身柄を拘束し、被害者8人を保護したと発表した。

事件発覚の端緒となったのは、被害者の夫からの通報だった。被害者のひとりが、給与や働く国が契約と違うと夫に助けを求めていたという。捜査関係者によると、女は、被害者らにドバイでの出稼ぎを持ち掛け、渡航に必要な書類を準備中として同アパートで待機させていた。また主犯格の男がサウジアラビアから犯行を指示していたとみられ、ドバイではなく、サウジアラビアへの巡礼ビザで入国させようとしていたことも判明した。

逮捕された女の有罪が確定すれば、出稼ぎ労働者保護に関する法律、および人身売買撲滅に関する法律に違反したとして、最長で禁固15年の実刑判決を受ける可能性がある。