国立の総合大学であるインドネシア大学(UI)は、2024年度インドネシア国際学生留学アワード(IISMA)の選考プログラムに合格し、奨学金を獲得した同大学の学生353名を海外大学に派遣すると発表した。IISAMの派遣学生数は国内最多となった。
学長を務めるアリ・クンチョロ教授は3月22日、IISAMの合格者に感謝の意を表し、インドネシアを代表し国際社会の一員として視野を広げ研さんを積むことで、帰国後も両国の架け橋として積極的な役割を担うことを期待していると述べた。
IISMAは交換留学の形式で2024年7月から2025年3月の間に実施される。留学先は121の海外大学で、イギリス(59人)、オーストラリア(37人)、米国(29人)、ハンガリー(18人)など。同プログラムは教育文化研究技術省が実施しており、学生からの人気があり競争率も非常に高い。参加者には高い学力のほかに高水準の英語力も求められる。