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3月の異常気象 ジャワ島で数十人が死亡

3月の最終週にジャワ島では荒天により多数の被害が発生した。西ジャワ州西バンドン県では豪雨後の地滑りで少なくとも住宅30棟と祈祷所2棟が倒壊し、2人が重傷を負い10人が行方不明となりそのうち4人が遺体で発見された。また、527人が近くの小学校に避難した。

ボゴール市では集中豪雨のため約千棟の住宅が浸水し219人が避難した。また、少なくとも1人が地滑りで死亡した。

中部ジャワ州では6つ以上の堤防が決壊し洪水となり9万人に影響が及んだ。浸水した水田で15歳の少年が溺死するなど8人が死亡した。

国家防災庁(BNPB)では今年1月から554件の自然災害を記録している。そのうち354件が洪水、121件が異常気象、42件が地滑りだった。被害は主に中部ジャワ州と西ジャワ州で発生している。112人が自然災害で死亡し、290万人が影響を受け、約2万7830棟の住宅が全半壊している。