最新のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の調査によると、インドネシアのビジネス環境ランキングは世界64位で、マレーシアは29位、タイは39位、ベトナムは47位となった。
投資省の資本投資環境開発担当のイワン氏は、他国がインドネシアよりも大幅な改善を達成したと認めたが、「インドネシアも、特に企業規制、外国投資、輸出、インフラ、金融エコシステム、および技術的準備の面で大幅な改善を遂げた。」と述べた。
EIUの国別予測マネージャーのロイ氏は、「インドネシアはあらゆる面で改善したが、マクロ経済の見通しがビジネス環境を後退させる主な要因となっている。」と述べた。また同氏は、財政と海外勘定の両方で赤字があることや、2024~2028年の前半に通貨価値の変動とインフレが予測されること、輸出商品への依存度が高く、世界の商品価格の変動や需要の変化に対してぜい弱であることを指摘している。