国家警察は11日、今年の断食明け大祭（レバラン）の前の1週間に発生した帰省などによる交通事故件数が例年に比べて12％減少したと発表した。昨年はレバラン前の1週間に1,793件の事故があったが、今年は1,581件に減少し、死者数も0.04％減少している。
10日には199件の事故が発生し、41人が死亡した。11日には西ジャワ州ブカシから東ジャワ州に向かって高速道路を走行していた32人乗りのバスが道路から外れて側溝に落ち、少なくとも7人が死亡した。警察によると、運転手は事故の原因は疲労のためと話していて、短時間居眠りをした可能性があるという。
2023年のレバラン休暇では合計3,561件の交通事故が発生し、534人が犠牲になった。また、2022年のレバラン休暇では合計4,333件の交通事故が発生し、死者数は745人に上った。
