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収賄罪の元最高裁書記官に禁固6年の有罪判決

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中央ジャカルタの汚職裁判所は3日、収賄の罪に問われた元最高裁判所書記官のハスビ・ハサン被告(56)に禁固6年と罰金1億ルピア、追徴金38億ルピアの判決を言い渡した(検察求刑 禁固13年8カ月、罰金1億ルピア、追徴金38億8,000万ルピア)。トニ・イルファン裁判長は判決理由で、「最高裁に対する国民の信頼を裏切った罪は重い」と述べた。一方で、「検察求刑よりも量刑を軽減したのは、扶養家族がいることおよび法廷での礼儀正しい振る舞い」とした。

ハスビ被告は、最高裁での事件管理をめぐって便宜を図り、合わせて112億ルピアの賄賂を受け取っていたとして今年3月、汚職撲滅委員会(KPK)に逮捕された。これまでの公判でもハスビ被告は、検察の証拠は不十分として否認を続けており、代理人を通じて即日控訴している。