ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は5日、中央ジャカルタのイスタナ(大統領宮殿)で任命式を行い、元側近のモハマド・トニー・ハルジョノ空軍中佐(52)を空軍参謀長に任命した。定年を迎えるファジャール・プラスティヨ現空軍参謀長の後任となる。
就任式後にトニ―氏は、主要軍備機器の調達について、プラボウォ国防相と近く会談する予定を明かし、ラファール戦闘機やA400M輸送機が2026年に配備される見通しとした。また、2025~44年にかけて5年毎の作戦計画を策定し、ドローンやレーダーの調達を新たに行い、インドネシア全領土で死角や探知不可の場所がないよう監視・監督を強化すると述べた。