東ヌサトゥンガラ州マンガライ県のヘリブルトゥス・GL・ナビット知事が、賃上げを求めデモ行進を行った非国家公務員の医療従事者249人を解雇していたことがわかった。
最初のデモがあったのは、今年2月12日。非国家公務員の医療従事者約300人が雇用期間の延長と最低賃金の保障、国家公務員の定員増を求め、マンガライ県庁前に押し寄せた。同県の非国家公務員の医療従事者の給与は月に40~60万ルピアだという。同じ内容を要求するデモは、マンガライ地方議会前でも3月6日に行われたが、要求が検討されるどころか、デモ参加者のほとんどが解雇される結果となった。理由については明らかにされていない。
解雇された医療従事者らは、「デモ後に受けた取材で、失礼な言葉があったかもしれない。」と謝罪し、知事に再雇用を求めている。