17日、PT MRTジャカルタと双日株式会社とのMRT(都市高速鉄道)第2期区間の延伸工事の契約調印式で、ブディ・カルヤ・スマディ運輸相はこのプロジェクトの継続は、日本政府との良好な関係とジャカルタ州政府の粘り強さのおかげであると述べた。
大臣は、この工事でMRTはより快適で安全かつ効率的な交通手段の選択肢になるとし、ジャカルタとその周辺住民にとってプラスの影響を与えると述べた。またMRTの範囲を拡大することで都市の接続性が向上し、渋滞を軽減して自動車の排気ガスを削減し、大気汚染を改善するとして人々に公共交通機関の利用を呼びかけた。
今契約はMRTの延伸工事の一部で、電車線、受配電設備、信号・通信設備、ホームドア、軌道などの設計・調達・施工が含まれる。契約額は4.2兆ルピアで、期間は2029年末までの75カ月間。今年3月25日現在の第2期区間全体の工事の進捗は33.36%であるとした。