東カリマンタン州に整備される新首都「ヌサンタラ」の行政機関ヌサンタラ首都庁(OIKN)のバンバン・スサントノ長官は10日、今年7月に同州サマリンダ市のアジ・パンゲラン・トゥムングン・プラノト国際空港で、「空飛ぶタクシー」の実証実験を行うと明らかにした。韓国の現代自動車グループが開発した空飛ぶタクシーを導入する。
OIKNのモハメド・アリ・ベラウィ次官(グリーン・デジタル変革担当)は、「概念実証(PoC)に先立ち、現代自動車製の空飛ぶタクシーは、ヌサンタラにおけるスマートモビリティーの開発にとって、重要かつ歴史に残るマイルストーンとして一連の段階を経てきた。」とし、西ジャワ州バンドンに拠点を置く国営航空機メーカーのディルガンタラ・インドネシア(DI)とともに具体的な作業や調査を進める方針を示した。