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世界最大の花 西ジャワ州の植物園で開花

(c) TheJakartaPost

西ジャワ州のチボダス植物園で19日、巨大な「死体花」(Corpse flower)の花が咲いた。正式名称はショクダイオオコンニャクといい、その花の臭いが死体の臭いに似ることから、死体花という別名が付けられている。世界最大の花として知られ、19日午前1時に開花したときには高さが3.1メートルだった。

天然のショクダイオオコンニャクはスマトラ島にのみ自生し、通常は4年に一度開花する。この植物園のショクダイオオコンニャクは西スマトラ州の植物園から移植されたもので、前回は2020年に開花している。

ショクダイオオコンニャクは1878年にイタリアの植物学者が発見し、人が栽培したものとしては1889年にロンドンのキュー王立植物園で初めて開花した。世界中の少なくとも70の植物園で栽培されており、そのほとんどはアメリカとヨーロッパにある。