MRT Setiabudi Astra駅から徒歩10mの好立地にあり、ジャカルタに進出した数々の大手日本企業を支えてきたMidPlazaが今、新たな付加価値を生み出そうとしている。ロビーに直結した2700m2のスペースにオープンしたのは、入居企業の新時代への対応を支援するコワーキングスペース。5つ星ホテルAYANAも運営する同社が提案する革新的なワークスペースとはいかなるものか。
話者紹介
インタビュー本文
――「FLOW」始動の背景を教えてください。
The Plaza Residences / MidPlaza Office Building / FLOWゼネラルマネージャー Syahrul氏:
MidPlazaは1986年に竣工した歴史と重厚感のあるオフィスビルです。数十年にわたり数多くの日本企業様にご愛顧いただいてきた格式を守りつつ、時代の変化に対応できるよう現在ロビーならびにフードコートエリアの改修工事を進めております。改修を進めるにあたり私共は「入居企業様のニーズに応えられる、より働きやすい場所であること」を最重要視しました。
コロナ以降働き方が変わり、多くの会社がオフィスのリノベーションを迫られています。ウェブ会議専用の会議室は欲しいものの、稼動率はそれほど高くなく、実現は難しいと感じている企業様も多いです。となれば私共が提供し、入居企業様にシェアしていただく方が効率的ではないかと考え、ジャカルタ初のプレミアムクオリティーのコワーキングスペース「FLOW」を始動しました。
――「FLOW」が提案する「革新的なワークスペース」とは。
Syahrul氏:
まずは五感を満たす心地よい空間であることです。米国の建築・インテリアコンサルティング総合デザイン事務所Genslerが手掛けた洗練されたデザイン、5つ星ホテルAYANA監修のきめ細やかなサービス、AYANAのBlue Terraceが提供するコーヒー、空間に合わせて厳選した音、ランドスケープアーティストが大気質や香りを調整した上質の空気。五感すべてで快適さを感じられる空間は、生産性と創造性を高めます。
Flow では、美しさと機能性を融合することを目指しています。共有ワークスペース、オフィス、会議室、セミナー室、オーディトリアム、会員専用ラウンジなど、お客様の用途やフローに合わせてお使い分けいただけるお部屋を各種ご用意しています。ミーティングルームには1Gpbsの高速通信、360度カメラと高性能のマイクを導入し、カメラの位置や音の反響にもこだわりました。オフラインの人もオンラインの人もストレスなく快適にウェブ会議ができるよう技術と工夫を集結しています。
――利用できるのは入居企業のみですか。
Syahrul氏:
MidPlaza系列の入居企業様につきましては、私共が付与させていただくポイントを使って、施設をご利用いただけます。入居企業様以外のお客様は、会員制となっております。長期契約が可能なオフィススペースは、インドネシア本格進出の準備をされている企業様にも、仮オフィスとしてご活用いただけるのではないかと考えております。
基本情報
施設名称 | Flow Coworking |
住所 | Midplaza 1 Lobby Jl. Jend Sudirman Kav 10-11 Jakarta 10220 – Indonesia |
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