4月27日、ジャワ島南西沖でマグニチュード6.5の地震が発生したと、気象・気候・地球物理学庁(BMKG)が発表した。震源地は西ジャワ州ガルト県から南西約150キロメートルの地点で、同県では少なくとも4人が負傷し、いくつかの建物が損壊した。揺れはジャカルタやバンドンでも感じられた。バンドン市在住のクリスナワン氏(47)によると、妻と子どもらに、家の外に出るよう叫んだという。
「通常、地震の揺れは5秒程度だが、今回の地震では10から15秒も続いた。」とも述べている。気象・気候・地球物理学庁によると、津波警報は出ておらず、震源の深さは68.3キロだった。環太平洋火山帯の上に位置するインドネシアは頻繁に地震に見舞われている。2004年にはアチェ州をマグニチュード9.1の地震が襲い、津波の発生により17万人以上が犠牲となった。