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政府 2030年までにマラリア撲滅を目指す

(c) TheJakartaPost

インドネシア政府は国内において2030年までにマラリアを撲滅させる目標を掲げている。昨年国内で報告されたマラリアの感染数は、一昨年の44万3,530件に比べ約6%少ない41万8,546件だった。保健省は昨年、新たに17の都市でマラリアを根絶し、国土の75%にあたる合計389の都市と地域でマラリアを絶滅させた。

同省によるとマラリアを撲滅させたと認定するには過去3年にわたってその地域内での新規の感染が無いこと、検査で陽性を示した人の割合が検査を受けた人の総数の5%以内であること、1年間の千人あたりの新規感染者数が1人未満である必要がある。世界保健機関(WHO)によると、インドネシアはアジアでインドに次いでマラリアの発生件数が多い国であり、東南アジアでマラリアによる死亡の94%がこの2つの国で報告されている。