8日午前1時58分頃、北マルク州ハルマヘラ島にあるイブ山(標高1,325メートル)が噴火し、噴煙は高さ2,000メートルに達した。これを受け、火山地質災害対策局(PVMBG)は、警戒レベルを4段階のレベル2「ワスパダ(注意)」からレベル3「シアガ(警戒)」に引き上げた。
今年4月末から同日までの間、ごう音を伴う噴火や、高さ500~3,500メートルの噴煙が5回観測されており、火山活動の活発化が目立つ。PVMBGは、登山活動や半径3キロ以内の接近を禁止し、河口部北側5キロ範囲の村の住民へ非難を呼びかけている。