バンテン州南タンゲラン市BSDシティで19日午後2時ごろ、航空愛好家の非営利団体フライング・クラブ(同市東チプタット)が所有する訓練機が墜落する事故があった。
機体は前方が大破して真っ二つに割れ、乗っていた操縦士や副操縦士、乗客の3人全員の死亡が確認された。操縦士は、外に投げ出された状態で、他の2人は機内で発見された。亡くなったのはすべて男性で、身元は明らかになっていない。同機は同日午前11時36分に小型機専用のポンドック・チャベ空港からサラカヌガラ空港へ向かって出発。午後1時10分頃にサラカヌガラ空港を離陸し、ポンドック・チャベ空港へ戻る途中で事故にあったと見られている。
事故発生時、豪雨に見舞われたが、国家救命隊(バサルナス)や国家安全運輸委員会(KNKT)国軍などの合同チームは、事故の原因は他にあるとみて詳しい調査を続けている。