米テスラの最高経営責任者（CEO）で航空宇宙メーカー「スペースＸ」を率いるイーロン・マスク氏が19日、衛生通信サービス「スターリンク」運用開始に伴い、バリ島を訪問した。
マスク氏のインドネシア訪問は初めて。ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相がングラライ国際空港で出迎えた。ルフット氏によると、マスク氏は、ジョコ・ウィドド（通称ジョコウィ）大統領と共にヌサドゥアにあるプスケスマス（保健所）で行われるスターリンクの開通式に出席し、医療分野の通信サービスに関する合意に署名する予定だという。
スターリンクの開通により、特に遠隔地でのインターネット環境が改善され、早くて安定したインターネットサービスが期待される。またマスク氏は、ヌサドゥアで18～25日に開催される「第10回世界水フォーラム」で講演も予定している。
