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ジャカルタで廃棄物発電所を建設へ

(c) TheJakartaPost

増大する一方のごみ削減の一環として、ジャカルタ特別州は同州初となる廃棄物固形燃料(Refuse-Derived Fuel; RDF)を利用した発電所を建設する。人口1千万人超を抱える同州では一日あたり8千トンのごみが毎日発生し、その多くは隣接する西ジャワ州ブカシのごみ処理場で埋め立てられている。

州政府は今年の予算として1.2兆ルピアを廃棄物(RDF)発電所の建設に割り合て、今年12月までの建設と来年の施設稼働を計画している。北ジャカルタ・ロロタンの7.8ヘクタールの土地に建設を計画しており、本格稼働すると一日あたり2千5百トンのごみを処理することができるようになる。

RDF発電所ではごみを分別、粉砕し、小さなペレット状に固形化し、それを石炭火力発電所などの燃料として用いる。ハルトノ知事代行によると、世界で最も大きなRDF発電所の一つになる見込みだという。